運転歴30年ですが、今の車が6台目って少ないでしょうか?
特に何の支障もなく、無事に令和2年を迎えることができました。
今日は新春初乗りで「三井アウトレット」へ買い物に行きましたが、愛車の調子は好調で、改めて札幌では「4WD」は必需品に近いものがあると実感しました。
私を含め多くの自動車好きは金持ちのようにバンバン車を買えるわけもないので、車を買うときは「一世一代」の気持ちになると思います。
初めての"愛車"の思い出
私が初めての愛車を購入したのは平成2年のことでした。今にして思えば「バブル全盛期」だったわけですが、正直なところ世の中の底辺にいた私にはバブルの恩恵は皆無でした。
あのころの日本自動車界を思い出すと、そりゃ夢がある時代でした。とある事情で日本を半年ばかり離れ、平成元年の11月くらいに帰国したのですが、そこから免許を取りに行き、平成2年の春に車を買いました。
その車の名は「アスティナ」。おそらく、これだけを見たら「???」だと思います。
少しだけ詳しく言うと、マツダのファミリアのアスティナなんですが、当時バブルのせいもあり攻めていた「マツダ」の5ドアハッチバッククーペです。
いや実は今見ても「イイじゃん」と思うのですが、結果的には半年ほどしか乗りませんでした。
なぜかというと"もっと早い車"が欲しくなっちゃったんです。あの気持ちを思い出すと、今言われる「若者の車離れ」って寂しい気持ちになります。
ところで私の買った「アスティナ」は1500ccのNAエンジンだったのですが、たしかに今思えば非力でした。
あの当時はそんなものだったかもしれませんが、上を知ってしまうとダメなんですね。
さすがに30年近く経って、アスティナの実車を見ることは無くなりました。仕方ないのですが、今一度「昔より多少肥えた目」で見たいような気がしています。
しかし今思い出してもあのころの日本メーカーは元気だったな・・・と思います。バブルが弾ける前でしたし、なんというか「イケイケ」なムードがありました。
寂しいことに、今のメーカーにとって日本市場はサブ的な位置づけですし、販売車種もどんどん減っています。
周囲を見渡すと軽自動車がやたら多いし、なんとも夢がありません。
今一度「おっ!!」って思わせてくれる車の登場を願う、2020年の正月でした。