タイヤでどれほど車の走りは変わるのか？
札幌はいよいよ雪が降り、薄っすらとですが積雪があります。冬タイヤに替えて4週間での雪で、例年なら嫌なことなのですが、今年は新しい冬タイヤなので嬉しいわけではないのですが、走りを試せる喜びはあります。
ところで今回は冬タイヤだったのですが、北国にお住いの皆さんはどのスタッドレスタイヤを選んでるんでしょうか。
北海道で長年生活していますが、周囲を観察しているとブリヂストンの「ブリザック」が多いですね、やっぱり。わたしも履いていましたが、無難かつ絶対的な安心感はあります。
今まで履いていた中で、アイスバーンでの効きはトップレベルでしたし、横滑りにも強い。スタッドレスタイヤのベンチマークと言っても過言ではありません。
ただブリザックを履いていたときの唯一の不満が、柔らかすぎるが故のハンドリングの応答性でした。一瞬ゴムが歪む、ホントに一瞬なのですが、ブレーキング時もしかり応答性に不満がありました。それがゆえにアイスバーンで安心なのですが。
一度お金がなくて、オートバックスのプライベートブランド的なスタッドレスタイヤを履いたことがあったのですが、正直クソでした。安さに惹かれて買った私が悪いのですが、糞でした。
それで今回何を買ったかというと、ミシュランの「X-ICE3+」というスタッドレスタイヤです。っていうか、前回のスタッドレスタイヤも「X-ICE」でした。
正直アイスバーンでの性能は「ブリザック」には劣ります（個人的感想）。がしかし、それをおぎなって余りあるタイヤの剛性感が素晴らしいのです。
地球温暖化は全く関係ないのでしょうが、真冬の札幌でも雪がない道路を走る機会が結構あります。また高速道路を走行するときなどでも、この「X-ICE」の夏タイヤ然とした剛性感は癖になります。
なので、そんなに積雪はなくてもスタッドレスタイヤを履かなくてはいけないような地域にお住まいの方は、是非ミシュラン「X-ICE」を試してほしいと思います。
冬タイヤに限らないのですが、周囲の人たちを見ているとタイヤに無頓着な人が多く、きっと車は道具にすぎず、さらにタイヤはその付属品くらいな感覚なんだと思います。
しかし履き比べれば分かりますが、タイヤは重要ですし、買換えのときなどは考えたほうが良いと思います。
最近は軽自動車でも15インチタイヤを履いていたり、支出も大変なのです。しかしネットでタイヤを買えて、しかも交換も安心できる時代なので、いろいろ調べてお得にカーライフを満喫しましょう。
