落書き部屋

のんびり書いていくブログです。

緒方監督、お疲れさまでした

広島カープの指揮を5年間取り続けた緒方監督が辞任しました。広島ファンとしては言いたいことは山ほどあるのでしょうし、わたしもあるのですが、ここは「お疲れさまでした」と言う言葉で送ってあげたいと思います。

現役時代は3拍子揃ったスター選手で、かの長嶋監督が欲しがるような選手でした。まあケガが多かったのが残念ですが、当時のファンとしては"広島の誇り"でした。

現役を退き、コーチとして経験を重ね監督に就任したのが5年前なんですね。緒方監督にとって監督1年目は不幸の連続でした。

私もカープファンになって44年の古参ですが、あの時の高揚感は久しぶりに感じるものでした。だって前年タナキクマルがそろって開花し、エースマエケンに黒田・新井の復帰(正直新井の復帰は期待してませんでしたが、当時)と、もうこれは優勝戦線殴り込み待ったなしと、当時の広島ファンは誰もが期待したはずです。

ところが・・・。言ってもしょうがないのですが、出だしに躓き期待を裏切ってしまい、挙句の果てには緒方監督が指名を強行した(と言われていた)野間の起用を巡って「隙あらば野間」なる言葉も生まれたりしました。

実際あのシーズンの試合の記憶と言えば「打てなさすぎ」という印象しかありません。とくにキャッチャー石原の打席は・・・。

 

その後の3連覇(以後省略)。

 

そして今年です。現場はどうなのか知る由もありませんが、見ているこっちとしては「丸が抜けた穴」を意識し過ぎていたように見えました。それでも5月に快進撃を見せ、丸退団を払しょくしたかに見えたのですが、その後のジェットコースター。

最後には阪神にまくられ4位と言う落ちまでついてしまいました。

ただ無駄に3位になるより、むしろ良かったと私は思っています。

新監督の下、秋季キャンプで若手の底上げを期待しております。

このオフには翼やノムスケのFAが可能性としてありますが、そんなことを気にしていてはカープファンはやっていられません。っていうか、そんなことを考えるフロントじゃないでしょ。

世間の大体の意見としては「広島はケチ」ということで結論が出ているようですし、なにゆえ複数年契約や条件を考えてくれないのかという、当の広島ファンからの意見も多いですが、外野からとやかく言っても仕方ありません。

 

なんかここ数年、勝って当たり前に思っていた「驕るカープファン」が多かったのも事実で、そんなプレッシャーの中、孤独な監督業を引き受けていた緒方監督には、ちょっと静かな時間を過ごさせてあげたいと思います。

もしかしたら、そんな時間で「家族サービス」でストレスを溜めるかもしれませんが。そこは我慢してください。

 

ホント、緒方監督お疲れ様でした。