2019年型カープ、7連勝
甲子園で阪神に3連勝し、これで7連勝となりました。
最近安定して勝てているのは投手陣のお陰で、去年までとは一味違うカープ野球を展開しています。なにがあったのでしょうか?
先発陣を見ていると大瀬良を除いて打たせて取るピッチャーが多く、開幕直後のエラー祭りから守備が安定してきたということが意外と重要で、今年は緒方監督が常々言われている「守り勝つ野球」が実を結びつつあるのかもしれません。
確かに3連覇中の豪快に打ち勝つ野球は見ていて痛快なのですが、今年のようなスタイルの方が安定するでしょうし、今後しばらくFAの恐怖にさらされるカープのことを考えると良いのかもしれません。
ただ完成したわけではないですし、外野はともかくサードは相変わらず固定できませんし、残念ながらショートの田中広輔はやっぱり肩が弱い。贅沢な望みかもしれませんが、まだまだ若手の突き上げが望まれます。
開幕直後の絶望からよくぞ立ち直ってくれましたが、勝負はこれからが本番です。良い状態を保ったまま交流戦を乗り越え、そこからの戦いに期待しております。