パリーグとの違いについて感じたこと
交流戦に入ってから広島の不調が止まりません。なんか開幕直後のカープを見ているかのような錯覚にすら陥ってしまいます。
5月の快進撃の反動とは思いたくありませんが、見ているとパリーグの対戦相手と比べて打者が速球に弱すぎのような気がします。特にホークスとの試合では出てくる相手ピッチャーが軒並み150キロ以上の速球を投じてきて、それに対して完全に力負けしているような感じでした。
リーグが変わればこんなにも野球の質が変わるものなのでしょうか?打者にしても三振を恐れていないのか、追い込まれていてもフルスイングで「読みが外れたらしゃーない」くらいの割り切った姿勢は素晴らしいと思いました。
そうかと思うと昨日の楽天戦では緩急で勝負するピッチャーにしてやられ、なんかもうどっちつかずな感じにモヤモヤが募ります。
しかもここまで踏ん張っていた投手陣が滅多打ちにあい大敗してしまいました。見ていて思い出したのが横浜戦でロペス・筒香・宮崎に三連発を食らって負けたあの試合です。
野村は調整不足というか、自己管理の不徹底で2軍に落ちた中、床田まで炎上した今投手陣はどうなるのでしょうか。床田も手術をへて今年が実質1年目のようなものですし、シーズンを好調なまま乗り切れるわけもなく、疲れも溜まっているでしょう。
はよアドゥワや岡田、戻ってきてくれ。
ここまでの交流戦の結果を見るとセリーグがただ弱いだけでなく、例えば巨人や横浜が勝ち越していることを考えるとパワーゲームに対する強弱が結果として出ているのかなと思います。振り返ってみると調子のよい時の今永や大野を打てませんもね。
カープの練習量を考えると別に速球に弱いわけではないと思いますし、良い意味での割り切りさえあれば事態を打開できるのだと信じております。
事態打開のためのお願いですが、「誠也、全打席ホームランを狙ってくれ・・・交流戦の間だけは」。そうして結果が出れば、いや出るのでチームも上昇するはずです。