落書き部屋

のんびり書いていくブログです。

沖縄で辺野古移設を巡る県民投票の結果がでたのですが

7割を超える票が「反対」となったわけですが、考えてみると単に辺野古埋め立ての賛否を問うたら「反対」となりますよね。移設しない=普天間そのままと問うたら違うのでしょうが、今回の問い方なら結果として非常に分かります。

米軍基地とは比べられないのですが、廃棄物処理場やはては保育園などの施設でも新たに作ろうとすると住民は反対を唱えますもの(一部を除いて)。しかし大きな視点で考えた場合・・・というか、国家的な視点で考えたらちょっと違う選択肢もないのでしょうか?ないのでしょうね、近くを見ていたら。

東日本大震災の後、福島の比較的というかほぼ安心な震災がれきの受け入れを巡って全国の自治体で意見が割れ紛糾していた折、住んでいる札幌市の前の市長が「受け入れ拒否」を声高らかに宣言した時は正直ガッカリしたというか、自分たちさえ良ければイイという考えが見え透いて憤怒しました。確かに関わりしなければそれに越したことはないのでしょうが、未曽有の事態のあとでそれいいんかい?と強く思いました。

沖縄戦の惨状や、戦後本土復帰までの苦労や今の苦労を考えると、こんな遠くな北海道に住む身としては申し訳ないのですが、今ひとたび日本国のことをちょっとは思ってもらいたい。

全然関係ないのかもしれませんが、まだソビエト連邦が健在だったころはこの北海道が戦場になるのだろうと恐れていた子供のころを思うと、今まさに最前線になっている沖縄の現状は大変だと思います。ただ最前線という意識のないおバカな人たちも沢山いるでしょう。声の大きい人たちに惑わされることなく、同じ日本人として脅威のない平和な日々が来るまで一寸の苦労を分かち合えたら幸せであります。