落書き部屋

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ドルチェ&ガッバーナの炎上について

ドルチェ&ガッバーナが上海でのファッションショーを前に、プロモーションに端を発する炎上騒ぎで窮地に陥ってるそうですが、詳細はネット上に報道されているので割愛します。

報道されているとおり、炎上の過程で中国並びに中国人を差別する発言が露呈していて、もうこれは避難不可避な経過でした。私も経験がありますが、白人の中でも特に欧州に生まれ育った方々の有色人種への差別意識は許しがたいものがあります。まあ、全ての方がそのような偏見があるわけではないのでしょうが、大なり小なり自分たちが有色人種より優越しているという意識を無意識に持っているのでしょう。

かなり昔になるのですが、ウィーンに行く機会に恵まれて、ヨーロッパの中でも有名な古都を当時の彼女と歩いていた時に恐らくウィーン在住のオーストリア人の母親と男の子2人とすれ違った際、その男の子がこちらを見ながら目を指で横に引っ張りながら目の細いアジア人をバカにするような態度をとりました。すぐ母親が子供たちを叱っていたのでこちらも無視してすれ違いましたが、幼い子をしてこんな態度をとるということは、恐らくあちらの人たちの深層では基本的にそういう考えなんだということがよーく解りました。

日ごろは中国の横暴に眉をひそめることが多いのですが、この件に関しては同じ黄色人種の感情として大いに共感する次第であります。