落書き部屋

のんびり書いていくブログです。

「飛んで埼玉」鑑賞してまいりました

昨日かなり久しぶりに映画館に行ったのですが、一部で話題沸騰の「飛んで埼玉」を見てきました。なんというか実にくだらない内容なのですが、単純に楽しむ作品としては秀逸でした。ここまでディスりまくると完全にギャグとして許されるのか、はたまた埼玉県人の懐が深いのか、埼玉県内の映画館は大盛況だそうですね。

ただ「だ埼玉」を筆頭とする埼玉ネタは全国的に見てもメジャーなので許されるのでしょうが、この手のネタを探し始めたら全国無限にあるでしょうし、他県から見たらくだらない地元自慢ならぬ他地域下げがここ北海道でも沢山存在します。

この他人や他の地域を下に見下して優越感にしたるという心理は何なのでしょう。映画中でもなぜか東京は絶対的存在で認めているのに、その他の関東各県はお互いを貶める。かなり前になるのですがテレビ番組で大坂VS名古屋をネタにそれぞれの出身者がバトルしていたのですが、その中で印象的だったのが「名古屋は東京には頭が上がらないくせに、大阪をバカにするのがむかつく」と言っていた大阪人の話でした。ここでも絶対的存在"東京”。なぜなのか?

よく言われることですが日本人は無信仰。だからこそ絶対神として例えば東京などが必要なんでしょうか。ある意味逃げ場としては有意義ですよね。

明日はまだ火曜日ですが、明日も「すまん、妻がこう言っているから」という絶対神の言葉を印籠にして会社内のあらゆる誘いを断ろうと思います。