どうなる消費税

消費税率10％への引き上げを予定通り実施するそうですが、またまた景気が冷え込みそうですね。どうなんでしょうか。

いくら社会保障費へ使うといっても、その社会保障費の在り方自体が歪でおかしな状態なわけでして、そこへ切り込まないことにはいくら徴税したところで何の解決にもなりません。「全世代型社会保障」というのは、高齢者負担を引き上げる布石なのでしょうが、まだまだ生ぬるいと思います。困ったことに高齢者ほど投票率が高く、その世代に不都合な政策を面と向かって言えない現実があります。なのでここは爆死覚悟で、石原慎太郎さんみたいな政治家が「おまえら甘えるな」と強烈に改革しなければ、なかなか変わらないのでしょうね。

所得をどんどん挙げて、上がる税率以上に可処分所得を増やせば理屈上は負担増にはならないのですが、消費者心理というのはそう簡単ではないし、なんとなく買い控えようという雰囲気が日本を覆うのは明白です。

来年の今ころ、ZOZOの社長さんのように爆散財するような方が多く現れ、それがカッコいい行為として認知されるような社会になっていれば良いのですが・・・。