落書き部屋

のんびり書いていくブログです。

中国でアイポン不買運動が広がっているようです

今から20年くらい前でしょうか。当時勤めていたときのクライアントから誘われて転職したのですが、その時の殺し文句が(私的に)「上海に進出するから」でした。当時はまだ経済的に上昇するであろう中華人民共和国の表の姿しか見えていなかったのですが、結局転職したその会社の内実がポンコツ過ぎて海外進出どころか数年で地獄に落ちてしまいました。

そんなことより今更なのですが中国のカントリーリスクはスケールが違いますよね。さすが4千年の歴史と言うだけのことはあります。恐らく世界の中でも日本という国とその国民は空気を読むというか、あまりにも遠慮深いのかもしれません。だって他国の領海を埋め立てて自分の領土って言えます?

先日のドルチエだか何だかの騒動はドルチエだか何だかの失態が引き金でしたが、今回のアイポンは今のところ企業の行動のような報道ですが、間違いなく政治が絡んでいるでしょう。昨日まで笑顔で握手していた相手が急に殴り掛かってくるような環境って日本ではあまりないですよね。日本人が甘いのかもしれませんが、何と言うか殴る前に「申し訳ない」という道徳観があまり無いのでしょうか。

昨今の国際政治はダイナミックでどっちに転ぶか読めないのですが、良くも悪くもジャイアン役のアメリカが表舞台で目立っているので、アメリカの対立軸を巧みに避けながらも存在感を示す安倍外交に期待をいたしております。